腱板は、肩関節を動かすのに働く4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)で構成されていて、最も損傷しやすいのが棘上筋です。
腱板は“肩の弱点”ともいえる場所にあり、「傷めやすく・治りにくい(修復能力が低い)」という特徴があります。
幅広い年代に起こりますが、加齢的変化(変性)を伴う中高年に多く発生します。





転倒・転落・手を突く・荷物を持つ・交通事故・スポーツ(投球、テニスなどのスイング、水泳など)
といった大きな力が働いて発生する場合と、加齢的変化を基盤として小さな力の繰り返しによって発生する場合があります。
また、肩峰下滑液包炎を併発することが多く、痛みの大きな要因になります。





腕を上げると痛む、整髪や更衣時に痛む、洗濯物を干すときに痛む、ボールを投げると痛むなど、いろいろな動作で痛みが発生します。
夜間や安静にしていても痛む、腕を上げようとしても力が入らない、筋力低下といった症状を呈することもあります。
また、損傷の程度はさまざまで、断裂のあまりない炎症や浮腫といった程度の軽いものから、部分断裂さらには完全断裂に至るようなものまであります。





X線検査では腱板は明確に写らず、臨床所見や徒手検査が基本になりほぼ判断できます。次に、当院では超音波エコーで腱板断裂の有無などを確認します。さらに、手術が必要な場合やより詳細な所見を必要とするときなどはMRIや関節鏡検査が行われます。どの患者さんにもこれらの検査すべてが必要なわけではありません。当院では、必要に応じてほかの医療機関とも連携しながら検査を行っています。





手術治療と保存治療(手術以外)があります。
当院では、保存治療を損傷の程度に応じて、患部の固定・腱板再生の促進・筋肉や腱の緊張緩和・痛みの軽減などを目的に、三角巾・テーピング・アイシング(冷却)・低周波治療・温熱療法・マッサージ・筋力増強訓練・ストレッチング・関節可動域訓練などを行っています。また、はり灸治療も大変有効です。
手術治療は、年齢・性別・活動性などを考慮して完全断裂や保存治療を行ってもあまり改善しない場合などに検討しなければならないことがあります。そういった場合は専門医をご紹介いたしております。

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