女性に好発し、一次性と二次性の原因によって関節の軟骨が変性・摩耗(すり減る)、骨変化などをきたして、さまざまな症状を起こします。大半が二次性ですが、最近は一次性によるものが増加しているように思われます。
1)一次性:加齢による変化など、原因がはっきり分からないもの。
2)二次性:臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼、外傷(大腿骨頸部骨折や股関節脱臼など)、大腿骨頭壊死、ペルテス病などがあります。中でも、臼蓋形成不全と先天性股関節脱臼が多く、先天性股関節脱臼の発生率の低下に伴って、臼蓋形成不全によるものが最も多くみられます。






痛む場所は、脚の付け根、臀部、腰、大腿(前面であったり後面に坐骨神経痛として訴えるなど)、膝部などが挙げられます。
立ち上がる時に痛い、あぐらをかきにくい(股が開かない)、だるさ、歩行痛(進行すると安静時痛)、足の爪が切れない・靴下がはけない(足が曲がらない)、脚の長さが左右で異なる、トレンデレンブルグ跛行、筋肉の萎縮など多彩な症状があります。
進行の程度に応じて、前股関節症・初期股関節症・進行期股関節症・末期股関節症に分類されます。






問診(臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼などの既往など)・臨床所見(脚の長さ、関節の動き、筋肉の委縮など)を十分にとることが重要です。X線・CT・MRI検査などが行われますが、どの患者さんにもこれらの検査すべてが必要なわけではありません。当院では、必要に応じてほかの医療機関とも連携しながら検査や治療などを行っています。






保存治療(手術治療以外)と手術治療があります。どの治療方法を選択するかは、さまざまな条件によって異なります(年齢、性別、両側か片側か?、職業、結婚、妊娠など)。特に、若い人の場合はどの治療法を選ぶか苦慮することが多いと思われます。
当院では、痛みや症状を軽減するために、低周波治療・温熱療法・運動療法・ストレッチング・マッサージ・はり灸治療などを行っています。中でも、股関節周囲の筋肉を増強する運動療法は特に大切です。
また、日常生活での動作・使い方の指導など、患者さん個人の特性を考えてケアをしています。
一方で、手術療法を検討しなければならない場合もあります。そういった場合は専門医をご紹介いたしております。

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