足の母趾(親指)の付け根の関節(MTP関節)が、外(小指)側に向いてしまうものです。
女性に多く(男性にもあります)、幅広い年代に起こりますが
中高年に多いです。
生活様式の西洋化に伴って、増加傾向にあります。
最も大きな原因は
「靴」で、特にパンプスやハイヒールなどの
「幅の狭い靴」「かかとの高い靴」が問題になります。
足のアーチの低下(扁平足など)、筋力低下、体重、関節リウマチなど、いろいろな要素が関連することがあります。
歩行痛、腫張(はれ)、発赤、母趾(親指)が外(小指)側に向く、小指が内側に向く
(内反小趾)、足底部に胼胝(たこ)など。
当院では、
痛みや症状の軽減・患部の固定などを目的に、
テーピング・装具療法(足底板・指間装具など)・低周波治療・温熱療法・ストレッチング・マッサージ・筋力増強訓練・はり灸治療などを行っています。
一方で、手術療法を検討しなければならない場合もあります。
そういった場合は専門医をご紹介いたしております。