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※骨化性筋炎のメカニズムは、完全に証明されていません。
筋肉の線維・骨膜などが損傷を受けて本来は「骨」がない筋肉の中などに骨が出来るため(異所性骨化)、治療が長期化することも少なくありません。
コンタクトスポーツ(アメリカンフットボール・ラグビー・サッカー・バスケットボール・空手など)で、他者の頭部(ヘルメット)・肩・肘・膝などが当たって生じることが多いです。もちろん、日常生活で大腿部を打撲して起こることもあります。
大腿部の痛み・腫張(はれ)・内出血(血腫)・熱感、膝を曲げると痛いなどがあり、ひどい場合は「歩行困難」になったり「骨化性筋炎」を起こしてしまうこともあります。
特に受傷直後の痛みが少なくても、その後の経過が悪くなることが多いため注意が必要で、初期の治療が重要になります。
当院では、損傷した筋肉などの軟部組織の描出に優れた超音波エコーにて、内出血や筋線維の状況等を定期的に観察しながら治療を行っています。
初期(急性期)は安静(スポーツ禁止)が重要ですから、安静とアイシング(冷却)を併せて指導しています(受傷直後に症状が軽くても軽視してはいけません)。その上で、内出血や筋肉の損傷の治療・痛みの軽減・血流の改善などを目的に、テーピング・弾性包帯固定・松葉杖による免荷・低周波治療・アイシング(冷却)などを行っています。
痛みなどの急性の症状が軽減すると、急性期の治療に加えて温熱療法・運動療法・ストレッチング・マッサージ・はり灸治療などを行っています。